高配当株ETF「VEA」ってなに?アメリカ以外へ分散投資したい方にオススメ!

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はい!PKです!

今回は「VEA」について紹介したいと思います!

「全世界株式へ投資しても、結局60%は米国だし何か腑に落ちない。」

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか!

今までのETFは、必ずアメリカが入っていましたが今日は違います!

「アメリカは良いけど、やっぱり1国だけに集中投資は怖いよ!」

「S&P500以外でアメリカに投資する予定はないよ!」という方にオススメ!

カナダ・ヨーロッパ、アジアへまるっと投資する「VEA」とは一体なんでしょうか

参ります!

VEAの基本情報

2023年11月23日現在

正式名称 バンガード・FTSE先進国市場ETF
運用会社 バンガード社
連動指数 FTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックス
市場価値 $45
配当利回り(10月31日時点) 3.29%
経費率 0.05%
銘柄数 4,038
配当頻度 四半期毎(3月 6月 9月 12月)

カナダ・ヨーロッパ・アジアの先進国へ投資する商品です!

時価総額加重平均型株価指数を採用しており、大型株から小型株まで網羅しています!

上位10銘柄

2023年10月31日時点

ノボ・ノルディスク 1.54%
ネスレ 1.47%
ASML 1.21%
サムスン・エレクトロニクス 1.20%
シェル 1.10%
トヨタ自動車 1.06%
ノバルティス 0.99%
アストラゼネカ 0.94%
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ 0.91%
モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン 0.90%

聞いたことある企業ばかり!

日本では、トヨタ自動車が入っていますね!

4,000銘柄以上ある中で、上位でも比率2%未満と偏りがない印象ですね!

業種(セクター)別構成比率

2023年10月31日時点

金融 19.10%
資本財 16.85%
一般消費財・サービス 13.90%
ヘルスケア 10.76%
テクノロジー 7.83%
生活必需品 7.78%
素材 7.08%
エネルギー 6.15%
通信 4.04%
公共事業 3.44%
不動産 3.09%

景気敏感の業種が多いですね!

通信・生活必需品・ヘルスケアはディフェンシブ株と呼ばれています!

国別構成比率(上位10国)

2023年10月31日時点

日本 21.70%
イギリス 13.20%
カナダ 9.40%
フランス 9.10%
スイス 7.70%
ドイツ 6.60%
オーストラリア 6.60%
韓国 4.50%
オランダ 3.40%
スウェーデン 2.70%

我らが日本が20%超となっています!

地域別

ヨーロッパ 53.60%
太平洋 36.40%
北米(カナダ) 9.40%
中東 0.50%
その他 0.10%
新興国 0.00%

国別では日本が圧倒的な比率でしたが、総合的にはヨーロッパの比率が過半数です!

このように細分化することで「どこに何%の比率で投資しているのか」明確に分かりますね!

VEAへ投資するメリット

経費率・価格・配当利回り申し分なし

一株7,000円以下で購入することができ、経費率0,05%と長期運用に向いていて

直近利回り3.29%で配当金を四半期毎にもらえる!

「SPYD」は、2023年11月23日時点で「$35」なので、紹介したETFの中で2番目に安価!

高配当の米国ETF「SPYD」ってなに?人気のS&P500から利回りの良い上位80社へ投資!

PKは、購入していませんが検討する価値があるのかなと思いました!

分散力がすごい!

4,038銘柄と分散力がすごいと思いました!

米国「VTI」の先進国バージョンといったところでしょうか!

NISAで選ばれてる投資信託「楽天VTI」ってなに?

「米国株とは別にしておきたい!」と考えている方にはオススメです!

VEAへ投資するデメリット

日本の比率が高い

「え?日本ってGDPランキング3位だし、優れてるから良いじゃん!」と思うのが普通です。

また時価総額加重平均型株価指数を採用していて、なおかつ先進国に投資する商品なので

日本が上位になるのは必然といえるでしょう。

しかしながら今後を考えたとき、日本の人口減少は避けられないです。

その中で比率20%は、少し気になる点なのかなと感じました!

キャピタルゲインが狙えない

2007年7月20日に約$45から始まっていますが、現在の市場価格も$45と横ばいです。

2009年3月に$20を割り、2021年6月に$53に到達した時期もありますが

米国株ETF「VOO」を例に、比較してみても成長率が低いと言えますね。

米国株ETFの「VOO」ってなに?S&P500に投資したい方オススメの商品!

VOOは、当初$100でしたが現在は$418です。

さいごに

こちらの商品は「先進国投資」と謳っているので直ぐ分かりますが、

「米国以外に投資している!」と言っても、米国以外の全てに投資しているとは限りません。

投資をするときに、必ず内容を見て選びましょう!

そもそも完璧な投資商品は存在しないので、デメリットを補うために

3つ、4つの商品にバランスよく投資するか「全世界株式」「VT」を検討してもいいですね。

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「全世界株式」は、投資信託のリンクを貼っておきますね!

それでは!

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