はい!PKです!
今回は「SPY」について、ご説明したいと思います!
こちらの記事を読むことで、以下のことが分かります。
・業種別構成比率・上位組入銘柄
・経費率や配当利回り
・メリット・デメリット
「SPYって言われても、何が良いか分かんないよ!」という方!
今まで紹介したETFに関する記事はこちらにまとめてあります!
記事当時の価格になっておりますが、大体の目安になるかと思うので
「どのETFが自分に合っているんだろう?」と比較してみましょう!
今回の記事のように、各ETFごとの特色を紹介しています!
それでは参ります!
SPYの基本情報
PKは「SPY」と聞くと、アニメのスパイファミリーを連想してしまいます。
それはさておき、2023年11月20日現在の情報を紹介します!
正式名称 | SPDR S&P500 ETF Trust |
運用会社 | STATE STREET |
連動指数 | S&P500種指数 |
銘柄数 | 503 |
市場価格 | $454 |
直近の配当利回り | 1.41% |
経費率 | 0.0945% |
配当頻度 | 四半期毎(3月 6月 9月 12月) |
S&P500と書いてある通り、米国の大型株へ投資するETFです!
NISAをやっている人やこれから始める人も「S&P500は知ってる!」
というくらい、割と序盤で覚える言葉ですよね。
上位10銘柄
アップル | 7.36% |
マイクロソフト | 7.34% |
アマゾン | 3.47% |
エヌビディア | 3.26% |
アルファベット クラスA(Google) | 2.12% |
Meta(Facebook) | 1.98% |
アルファベット クラスC(Google) | 1.82% |
バークシャー・ハサウェイ | 1.72% |
テスラ | 1.70% |
ユナイテッド・ヘルス | 1.30% |
上位10銘柄で30.37%占めている結果となりました!
聞いたことある企業ばかりですね!
業種(セクター)別構成比率
2023年11月20日現在
情報技術 | 29.36% |
金融 | 12.76% |
ヘルスケア | 12.53% |
一般消費財・サービス | 10.73% |
コミュニケーション・サービス | 8.84% |
資本財・サービス | 8.25% |
生活必需品 | 6.23% |
エネルギー | 4.14% |
素材 | 2.39% |
公益事業 | 2.39% |
不動産 | 2.38% |
「GAFAM」が入っていることも関係していますが、情報技術の比率が圧倒的に多いですね。
また「バランスの取れた比率だな〜」と思いました!
なぜなら、景気敏感株とディフェンシブ銘柄が半々の%だからです!
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こちらで「SPYD」のETFについても学ぶことができます!
同じS&P500でも「どこに投資がされているのか?」「構成比率で偏りがないか」など
何が異なるのか確認してみると良いですね!
後日見やすいように、1記事でスッキリ比較資料を作成しますね!
SPYに投資するメリット
経費率が低く、分散投資できる
経費率が0.0945%と低く、503銘柄に投資をするので長期投資にも向いている点が魅力。
先述の通り、業種別比率も均等ではありませんが分散が効いています。
分散のメリットは、一定の業種が暴落していても好調な業種がカバーしてくれるため
マイナスが発生しても総合的にはダメージが抑えられる点にあります!
キャピタルゲインが狙える
キャピタルゲインとは、株価上昇を狙って売却することです。
現在1株$454ですが、1993年1月22日の開始時では約$40から始まっており11倍以上に上昇。
コロナ禍では一時的に下がりましたが、
すぐ暴落前の株価に戻り、現在は暴落前よりも高い株価状況にあります。
「GAFAM」を筆頭に、情報技術の比率が高いですが
これらは成長産業であり、今後も上昇していく見込みなので
配当金をもらいつつ株価の値上がりも狙うことができ、まさに一石二鳥です!
SPYに投資するデメリット
少額投資できない
「SPY」は、1株67,000円以上します。
こちらも前回紹介した「VGT」同様、なかなかに高い商品です。
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「米国株ETFに投資したことない!」
「投資したことないけど、配当金生活に興味ある!」という方は、
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「SPYD」から始めるのがオススメです!
銘柄数は「SPY」に劣りますが1株5,000円程度です。
S&P500から、高配当の80銘柄を抽出しているため配当利回りが高いです!
景気に左右され「無配・減配」になる場合もあります。
しっかりと理解した上で購入しましょう!
さいごに
まず、始めたばかりの人が、背伸びをして購入するべきではないと思いました。
長期保有で購入することを検討するべきです。
1株67,000円で買ったのに、暴落で40,000円まで下がってしまったら
どういう心情が考えられるでしょうか。
頭で分かっていても、人は暴落した株価状況に合理的な判断ができなくなってしまい、
結果的に狼狽売りする傾向にあります。
「暴落が起きないなんてない。起きたときは、バーゲンセールで安く買い増しできる。」
という考えになるには、長期で続けた人に得ることができるマインドです。
なので、少しずつ購入して日々の値動きに慣れることが大切と言えるでしょう!
それでは!