はい!PKです!
今回は「IVV」について説明したいと思います!
「結局ETFって、どれが正解なの?たくさんあって選べないよー!」と
困っている方いるんじゃないでしょうか。
「IVV」は、BlackRock社が提供するS&P500に連動したETFです!
バンガード社「VOO」
米国株ETFの「VOO」ってなに?S&P500に投資したい方オススメの商品!
StateStreet社「SPY」
米国株ETF「SPY」ってどんな投資商品?利回りや経費率、業種別構成比率など徹底解説!
大手3社ともS&P500に連動した商品を出しています。
どんなところが違うのか比較してみてくださいね!
参ります!
IVVの基本情報
2023年11月24日現在
正式名称 | iシェアーズ・コア S&P500 ETF |
運用会社 | BlackRock社 |
連動指数 | S&P500種指数 |
市場価格 | $457 |
直近の配当利回り | 1.58% |
経費率 | 0.03% |
銘柄数 | 503 |
配当頻度 | 四半期毎(3月 6月 9月 12月) |
「経費率0.1%超になると、高い部類なのか?」と錯覚しそうです。
そのくらい米国株ETFの経費率は低すぎる。
PKは、まだ0.08%より高いものを見たことがないです!
こうゆう点も理解して、手数料の高い商品を選ばないようにしたいですね!
「S&P500なのに、なんで銘柄数503なの?」と疑問に思われる方
これは1つの会社が、種類別に株式を発行しているためです!
上位10銘柄
2023年11月22日現在
Apple | 情報技術 | 7.34% |
Microsoft | 情報技術 | 7.33% |
Amazon | 一般消費財 | 3.48% |
NVIDIA | 情報技術 | 3.14% |
Alphabet(Google) Class A | 通信 | 2.14% |
Meta(Facebook) | 通信 | 1.98% |
Alphabet(Google) Class C | 通信 | 1.84% |
Berkshire Hathaway Class B | 金融 | 1.72% |
Tesla | 一般消費財 | 1.69% |
UnitedHealth Group | ヘルスケア | 1.31% |
聞いたことある企業ばかりですね。
「Apple」「Microsoft」が上位の中でも頭ひとつ抜けています。
業種(セクター)別構成比率
2023年11月22日現在
情報技術 | 29.05% |
金融 | 12.73% |
ヘルスケア | 12.60% |
一般消費財 | 10.68% |
通信 | 8.87% |
資本財 | 8.21% |
生活必需品 | 6.27% |
エネルギー | 4.11% |
公益事業 | 2.39% |
素材 | 2.39% |
不動産 | 2.37% |
キャッシュ、デリバティブ等 | 0.33% |
上位10銘柄でもそうですが、今の米国は「情報技術がアツい!」という状況なのでしょう。
また、ヘルスケア・生活必需品・通信などはディフェンシブ株とよばれており、
景気の波に左右されにくく、安定した業績が見込めます!
IVVに投資するメリット
とにかく経費率が低い
先ほど述べたとおり、経費率が低いことが魅力です。
「経費率が低いとなにがいいの?」という疑問にお答えします。
毎年0.03%の手数料を運用費として、資産運用会社へ支払わなければなりません。
例えば100万円投資してたら、300円を年間手数料で払うことになります。
これが、3%だった場合どうでしょう?
投資額100万に対して、毎年3万円の運用手数料を支払わなければならないのです。
「たかだか数%なんて」と思うことなかれ、これを知ってるだけで搾取されないです!
したがって、経費率0.03%は長期運用に向いていると言えます!
今後の成長に期待できる
2000年5月15日に、1株約135ドルから始まりました!
現在は、3倍以上の$457まで上昇しており需要が伺えますね!
今後の上昇も考えると、キャピタルゲインが狙えるのではないでしょうか。
配当金も四半期毎にいただけるので、インカムゲインもあります!
IVVに投資するデメリット
少額投資ができない
「IVV」を購入するのに、現在一株68,000円超の値がついています。
とーにかく高い!PK手が出ません。
とりあえず「SPYD」が5,000円くらいなので、そちらで代用しています。
高配当の米国ETF「SPYD」ってなに?人気のS&P500から利回りの良い上位80社へ投資!
「SPYD」の構成比率は、景気敏感株が多めです。
米国ETFは二重課税の対象となる
どの米国株ETFに投資しても、必ず関わってくる問題です。
二重課税とは、アメリカで10%の課税がされた後に日本で20.315%の課税を受けます。
例えば、米国ETFに投資しており配当金100ドル(税引前)貰えたとします。
ここから10%米国の課税対象となり90ドルになりました。
その後、日本で20.315%の課税が待っており、90ドルだった配当金が
71.7165ドルに変わって配当金を受け取ります。
※確定申告時、こういった二重課税を調整するため米国に課税された10%のうち
一部または全てを所得税から差し引くことができます。
このことを外国税額控除と呼びます!
さいごに
当初$135から3倍以上に上昇しているのは、かなり需要があると言えます。
しかし7万近くするので、投資を始めたばかりの人にはオススメできないです。
初めて「配当株」買うならこれ!米国高配当株ETF「SPYD」「HDV」「VYM」をまとめて紹介!
まずは上記3つの商品から、米国株ETFを始めると良いでしょう。
高いものでも1.5万ほどで購入できますし、配当利回りが高いETFなので一押しです!
後日「IVV」「VOO」「SPY」一遍に比較できる記事を出しますね!
それでは!