はい!PKです!(@pkfiretothunder)
今回は、S&P400種指数に連動した「IJH」について紹介します!
「んん? S&P500は知ってるけど、400なんて聞いたことないぞ」という人は多いでしょう。
PKも投資商品を調べている中で、最近こちらの指数を知りました。
少しは投資を知った気になっていましたが、まだまだ学ぶことがありますね。笑
さっそく記事の結論です!
「経費率が低く分散しているが、配当利回りや市場価格からも優先的な投資商品ではない」
私PKは、2023年3月から「つみたてNISA」で「楽天・VTI」を始めた投資初心者!
投資をこれから始めるという方は、以下の投資信託がオススメです!



米国株ETFは、2023年6月から購入し始めました!
現在は「HDV」「SPYD」「VYM」に投資しております!

商品の特徴を知るために1つ1つ記事にしていますが、
始めたばかりだからこそ「どの商品に投資すればいいか分かんない!」
という方にも是非見ていただきたいです!
「結局、お金持ってる人がやることでしょ?」なんて思わないでくださいね。
PKもコツコツと毎月投資していますので、その報告も定期的にできればと思います。
そして「PKにできるなら、私もやろうかな!」というマインドになって欲しいです!
参ります!
IJHの基本情報
2023年12月9日現在
正式名称 | iシェアーズ・コア S&P 中型株 ETF |
運用会社 | BlackRock |
連動指数 | S&P中型株400種指数 |
市場価格 | $263 |
配当利回り | 1.73% |
経費率 | 0.05% |
銘柄数 | 404 |
配当頻度 | 四半期毎(3月 6月 9月 12月) |
中型株と聞くと「中小企業とか中堅どころってことか?」となりそうですが違います!
例えば「PK商事」が時価総額80億ドルあったとします。
「これは大企業!絶対大型株だ!」と思いますよね。
しかし、米国では中型株を以下のように定義しています!
「時価総額100億ドル以上の企業が大型株で、20億ドル以下の企業が小型株」
つまり、この間にいるPK商事は「中型株」に位置していますね!
東京証券取引所では、
時価総額の上位100位が大型株、400位まで中型株、それより下なら小型株と分類されています。
上位10銘柄
2023年12月7日現在
ビルダーズ・ファースト・ソース | 0.77% |
ディカーズ・アウトドア | 0.76% |
リライアンス・スチール・アンド・アルミナム | 0.65% |
ゴーダディ | 0.64% |
ジェイビル | 0.64% |
カーライル | 0.61% |
グレーコ | 0.58% |
RPMインターナショナル | 0.58% |
マンハッタン・アソシエイツ | 0.57% |
WPキャリー | 0.57% |
以前バンガード社の「VO」で中型株を紹介したんですが、
連動指数が違うだけで投資している銘柄の順位もガラッと変わるんだと思いました。

中型株の特徴なのか「VO」と同じで、投資比率1%未満に抑えられている印象です。
業種(セクター)別構成比率
2023年12月7日現在
資本財 | 21.58% |
一般消費財 | 15.87% |
金融 | 15.42% |
情報技術 | 9.96% |
不動産 | 7.98% |
ヘルスケア | 7.75% |
素材 | 6.91% |
エネルギー | 5.05% |
生活必需品 | 4.21% |
公益事業 | 3.35% |
通信 | 1.67% |
キャッシュ・デリバティブ等 | 0.28% |
資本財って耳慣れない言葉ですよね。
電気部品や重電機設備、建設関連製品や産業機械などを指します!
似たような名前の一般消費財は、私たち消費者が購入するす全ての製品やサービスです!
例えば、家具家電・自動車や日用品はもちろん、ホテルやレストランなども含みます!
IJHに投資するメリット
経費率が低い
「経費率が低いとなにがいいの?」という疑問にお答えします。
毎年0.05%の手数料を運用費として、資産運用会社へ支払わなければなりません。
例えば100万円投資してたら、500円を年間手数料で払うことになります。
これが、1%だった場合どうでしょう?
投資額100万に対して、毎年1万円の運用手数料を支払わなければならないのです。
「たかだか数%なんて」と思うことなかれ、これを知ってるだけで搾取されないです!
したがって、経費率0.05%は長期運用に向いています。
この経費率が3%や4%の投資商品は、大体ぼったくりです。
小型株に比べリスクが取れている
大型株の安定性と小型株の成長性の間にある中型株
小型株も「ダイヤの原石」と呼ばれる企業が中型株以上にありますが、
大型株や中型株に比べ、株価の値動きがジェットコースター並みに上下します。
そこに一喜一憂してしまいそうな人は、より盤石な中型株を選び適正なリスクを取るべし!
一攫千金したい人は逆のシナリオも想定した上で投資しましょう!
IJHに投資するデメリット
長期投資は大型株が向いている
大型株は、どかっと値上がりすることこそありませんが、盤石で安定性が高いため
不景気に見舞われても中型・小型株に比べて倒産するリスクは低いです。
また、配当利回りを狙うのであれば大型株の方が良い傾向にあります。
基本情報でも記載してありますが、配当利回りもあまり高くはありません。
銘柄数こそ少ないものの、同社の「HDV」は配当利回り4%を誇っています!
こちらは財務健全性の優れた約80銘柄へ投資している商品です!
小型株ほどの爆発力がない
これは、リスクが取れる人に関しての話になりますが、
ある程度成長してきた中型株に比べて、小型株の方が「ダイヤの原石」の数は多いです。
ギャンブル感覚で投資するなら、やめておいた方がいいですが
「値動き対するメンタルは鍛えた!より多くリターンを得たい!」という方は
小型株への投資を検討してもいいのかなと思います!
米国投資は、二重課税対象
二重課税とは、アメリカで10%の課税がされた後に日本で20.315%の課税を受けます。
例えば、米国ETFに投資しており配当金100ドル(税引前)貰えたとします。
ここから10%米国の課税対象となり90ドルになりました。
その後、日本で20.315%の課税が待っており、90ドルだった配当金が
71.7165ドルに変わって配当金を受け取ります。
※確定申告時、こういった二重課税を調整するため米国に課税された10%のうち
一部または全てを所得税から差し引くことができます。
このことを外国税額控除と呼びます!
さいごに
経費率が低く、銘柄数も多くリスクが分散がされて魅力的ですが
「配当金がほしい!」
「投資したことないよ!」
という方は、大型株中心のETFを選んだ方が良いと感じました。
PKとしてもIJHの購入は考えておらず、「どの銘柄が今後の大型株になりうるのか」
という目線でチェックするだけにしようかなと思います!
それでは!